医師のキャリアには、ひとつの正解がありません。
どの診療科を選ぶのか。
専門医を取るのか。
医局に残るのか。
自由診療へ進むのか。
開業するのか。
収入と働きやすさのどちらを優先するのか。
同じ医師免許を持っていても、選択によってその後の働き方や収入、生活、将来は大きく変わります。
一方、インターネット上にある医師のキャリア情報の多くは、制度の説明や一般論です。
「実際にその道を選んだ医師は、なぜその選択をしたのか。」
「その結果、収入や働き方はどう変わったのか。」
「本人は今、その選択をどう評価しているのか。」
こうした情報を知る機会は、決して多くありません。
「医者の本音ちゃんねる」は、医師本人へのインタビューをもとに、医師一人ひとりの「選択」と「その後」を記録する一次情報メディアです。
医師の人生を、3つの軸から記録する
「医者の本音ちゃんねる」では、医師の人生を主に3つの軸から記録しています。
1.キャリアの分岐点
診療科選び、専門医、医局、転職、自由診療、開業など、医師にはさまざまなキャリアの分岐点があります。
単に「どの道を選んだか」だけではなく、
- どのような選択肢があったのか
- なぜその道を選んだのか
- 当時どのような迷いがあったのか
- 現在その選択をどう評価しているのか
- もし戻れるなら同じ道を選ぶのか
まで本人に聞きます。
「医者の本音ちゃんねる」が特に残したいのは、肩書きではなく「その選択に至った理由」です。
2.お金・働き方
キャリアの選択によって変わるのは、仕事内容だけではありません。
年収、勤務日数、当直、外勤、勤務時間、休日など、実際の働き方にも大きな違いがあります。
可能な範囲で、
- 現在の年収
- 医師になってからの年収推移
- 常勤・外勤などの収入構成
- 週の勤務日数
- 当直回数
- 1週間の働き方
- 医学部進学を含めた「医師になることの投資対効果」
などを聞き、そのキャリアを選んだ結果を具体的に記録します。
ただし、年収の高さだけを取り上げて「勝ち組」「負け組」と評価することはありません。
収入も働き方も、その人がどのような人生を送りたいかを考えるための一つの材料として扱います。
3.人生設計・将来
医師の人生は、病院の中だけで完結するものではありません。
開業、家庭、子育て、資産形成、住む場所、働く時間、医師以外の仕事など、キャリアの先にはさまざまな人生の選択があります。
そこで「医者の本音ちゃんねる」では、
- 5年後・10年後をどう考えているのか
- 将来開業したいのか
- 収入と自由な時間のどちらを重視するのか
- 何歳まで医師として働きたいのか
- 医師以外の仕事にも興味があるのか
- 人生をやり直しても医師になるのか
といった、医師本人の人生設計についても聞いていきます。
正解を教えるのではなく、選択の実例を残す
「医者の本音ちゃんねる」は、「この診療科がおすすめ」「この働き方が正解」と結論づけるためのメディアではありません。
医師のキャリアは、年齢、診療科、勤務先、家族、収入、価値観などによって大きく変わります。
ある医師にとって良かった選択が、別の医師にとっても正しいとは限りません。
だからこそ私たちは、一般論を一つ提示するのではなく、
「実際にその道を選んだ人は、どう考えていたのか。」
という実例を一つずつ蓄積していきます。
さまざまな医師の選択を比較することで、自分自身のキャリアや人生を考える材料になる。
それが、「医者の本音ちゃんねる」が目指す「医師キャリアの図鑑」です。
すべて医師本人への取材をもとに制作しています
「医者の本音ちゃんねる」に掲載するインタビューは、医師本人から得た回答をもとに制作しています。
インターネット上の口コミや第三者の情報をもとに、本人の経験として記事を作成することはありません。
また、記事制作時には回答内容を読みやすい形に編集する場合がありますが、本人の発言の趣旨を変えないことを編集方針としています。
公開前には原則として本人にも記事内容を確認していただき、事実関係や匿名性について確認したうえで公開します。
匿名掲載でも、医師本人であることを確認しています
医師という職業の性質上、氏名や勤務先を公開することが難しいケースがあります。
そのため、「医者の本音ちゃんねる」では匿名での掲載を基本としています。
ただし、匿名だからといって、誰でも医師として掲載できるわけではありません。
編集部では取材対象者について、医師本人であることを確認したうえで記事を制作しています。
一方で、本人のプライバシーを守るため、氏名、医籍登録番号、具体的な勤務先など、本人特定につながる情報は原則として公開しません。
また、年齢、地域、時期、勤務先属性などについても、本人や第三者の特定につながる可能性がある場合には、一部を匿名化・一般化する場合があります。
一人の経験を、医師全体の一般論にはしない
「医者の本音ちゃんねる」に掲載されている年収、勤務環境、キャリア、価値観などは、取材時点における取材対象者本人の経験や考えです。
同じ診療科や同じ年代であっても、勤務先や地域、契約条件などによって状況は異なります。
そのため、一人の医師の経験を「医師はみんなこうである」と一般化することはありません。
「医者の本音ちゃんねる」では、異なる診療科、年次、働き方、価値観を持つ医師への取材を積み重ねていきます。
一つひとつの記事は一人の人生の記録ですが、それが50人、100人、500人と蓄積されることで、医師のキャリアをさまざまな角度から比較できる図鑑になっていくと考えています。
「医者の本音ちゃんねる」が目指すもの
私たちが目指しているのは、
「医師のキャリアや人生について迷ったとき、「医者の本音ちゃんねる」を見れば、実際にその道を歩んだ人の経験が見つかる。」
という状態です。
専門医を取るべきか迷ったとき。
医局を出るか迷ったとき。
自由診療への転向を考えたとき。
開業するか勤務医を続けるか迷ったとき。
収入と働きやすさのバランスを考えたとき。
検索して一般論を読むだけでは分からない、「実際にその選択をした人のその後」を知ることができる。
そんな医師キャリアの一次情報データベースをつくることが、「医者の本音ちゃんねる」の目標です。
このメディアを読む方へ
「医者の本音ちゃんねる」は、特にこれから自分のキャリアを考える医学生、研修医、専攻医、若手・中堅医師に役立つ情報を届けていきます。
同時に、医学部を目指している方や、普段知る機会の少ない「医師という人生」に興味を持つ方にも、実際の医師本人の経験を知っていただけるメディアを目指します。
誰かの人生を正解として真似するのではなく、さまざまな選択を知り、自分自身の選択を考える。
そのための材料を、「医者の本音ちゃんねる」に少しずつ積み重ねていきます。